私を愛して



彼と出会って、月日は流れた。

私はまた迷っていた。


少しずつ彼の事が気になりだしたのだ。

「今付き合って、これから好きになるの待つ?それとも、今の関係で、私が好きになってから付き合う?」私は尋ねた。

彼は、後者を取った。

でも、私はなかなか愛に変わらなかった。
ずっと先輩のままだった。


痺れを切らしたのか彼は「やっぱり付き合って!」
「まだ、好きになれてないよ?いいの?」
私はそう答えた。

彼の事を好きになれるのだろうか?
もう捨てられるのは嫌だ。

でも、私は彼と付き合うことにした。

< 41 / 86 >

この作品をシェア

pagetop