キミに溺れる。〜ピンク髪の先輩と派手色な恋を〜
「また後でね」
輪の中心で桜色の髪を咲かせながら、満開の笑顔を見せる日南先輩。
また後で、会えるんだ。
何気ない言葉ひとつひとつに嬉しくなる。
これからは、そんな嬉しいや楽しいがもっと増える。
日南先輩が楽しそうだったら私も楽しいし、私が嬉しいことはきっと日南先輩も喜んでくれる。
2人が交わる世界。
想像するだけで、坂下彩織として生きる未来が楽しみ。