RainFriend

「はいっ」

濡れタオルを
渡された。


「拭きなさい〜♪」


「はい…」



とりあえず私は、
顔を拭き、
一言御礼を言い、
保健室を出た。







教室中で騒がれている、


私の、


イジメの存在も、





知らずに。
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