雨降る傘の下で、愛は始まる〜想う愛に想われ愛
「朝陽さん、シャワー浴びていいですか?」
「あぁ」
時間は30分。
私は、大急ぎでシャワーを浴びた。
「とりあえず、もう帰ってきても大丈夫」
そう思いながら、髪を乾かしていると、ドアが開いた。
「朝陽さん・・・」
朝陽さんは、ドライヤーを止めて、私を抱き寄せた。
「せっかく2人で過ごせると思ったのに」
抱きしめられた後、貪るように唇を奪われた。
首筋に唇が落ち、私の体が熱くなってきた時
「はぁ・・・これ以上は抑えきれなくなる」
朝陽さんは抱きしめた後、ドアを開けて出て行った。
私はどきどきしながら髪を乾かし、バレッタで髪を止めて、部屋に戻った。
そしてその後直ぐに津田さんが帰ってきた。
「朝比奈にご飯のお礼に、デザート・・・」
私の姿を見て津田さんの動きが止まっていた。
その時、朝陽さんが私の手を引いて、寝室に連れて行かれた。
「先に寝てて。寂しくないように音楽かけとくから」
軽くキスをして、ドアを閉めた。
何か2人で話している
2人で話したいこともあるだろうし、仕方ない。
朝陽さんの香りがするベッドは、安心して心地よく、すぐに眠りについた。
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