盲目の刑事

序章

〈序章〉

とある事件の犯人と揉み合ううちに
　　　　　　　犯人の右手が目に当たり負傷した

それが原因で俺は全盲になったが刑事は　
　　　誰になんと言われようと絶対に辞めねぇ！


　ある日の学校帰り僕はいつもの経路結果で帰宅していた。
「お兄さん少し良いですかい？」
突然見知らぬ黒服を着た男に声をかけられた。　僕は振り向くとサングラスをかけた人が僕の首にスタンガンを押し当ててきた
　僕は気が遠のいた…

　目を覚ましたらそこは見知らぬ所だった。
「目を覚ましたか」
煙草の煙を燻らせた長髪の男が声をかけてきた
「アンタら何者なんだ？僕に何か用ですか？」
僕が長髪の男に訊ねるが答えてくれなかった

　俺の名前は柊疾風。警視庁公安部に所属している。妻の飛鳥は交通課に所属しており息子の勇斗は警察学校にて日々頑張っている警察学校生だ。
　勇斗の奴曰く俺みたいな警察官になるそうだ
　さて、話を戻すか

“あの時、一本背負いしていれば良かったのに出来なかった…”

　陵侑から突然勇気が組織に誘拐されたと連絡がきた
　“勇気の馬鹿！なんの為に警察学校に行ってるんだ？！”
　俺は陵侑に場所を聞き急いで向かった。

　はてさて、どうなってしまうのだろうか…