私の大好きだった人
3章中学生

迎えに

 私たちは中学生になった。

 毎日、正典が私の家に迎えに

来て、中学に通っている。

 1年生から彼氏と通うなんて普通は

考えられないけど、八木君のお兄さんと

正典のお兄さんが中学3年生で、生徒会で

役をして、不良達にも一目置かれた存在な

ため、2人で通うことも出来た。

「早いな。中学生か?」

「うん。クラブ入るの?」

「野球部!!絶対に。佳世は?」

と、小学卒業式のときに、佳世って

呼び捨てでもいいか?と言われ

俺のこと、正典でいいからと言われ

私達は正典、佳世って呼ぶようになった。

「私はソフトボール部。野球のルール

もう少し勉強したいから!」と

言った。それは・・・
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