私の大好きだった人

最後・・

正典が言った



「抱きたい。永遠に抱きたい・・・



だめ・・・・・かな・・・」




「いいよ。私が壊れるまで




抱いてほしい。」と




正典が私をベッドの上に



倒した。


私達はお互いに寂しさを埋めるように

抱き合った。

誰かが来ても、離れないくらいに

くっついていた。

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