私の大好きだった人

正典の部屋

正典がおはようと

声を掛けてきた

「おはよう。今何時?」

「9時前だよ。もうじき親が

迎えに来る。俺に抱きついて

寝てるフリをして欲しい。

いいかな?」と

私のそばに来てキスをした。

そのままベッドに倒れこんで、

正典が私の上に来て

優しいキスと思ったら

激しいキスで、私は気が

無くなりそうになった。

キスが終わると、正典の腕枕で

抱き合っていたら、母達がやってくる

音がした。

「寝たフリしておいてね。」と

念を押された。
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