優しく残忍な人。
「では佐之さん」

「俺はもう休憩だ。」

「なら新八さんしますか?」

「勝てない勝負はしない。」

「では·····」

誰も総司さんとは

やりたがらなかった。

その時斉藤さんが

総司さんに近づいた。

「いつもの菓子はいいのか?」

私のことかしら?

聞かれた総司さんは

急にこちらを見た。
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