優しく残忍な人。
「一さん!

先に言ってください!」

総司さんは慌てて私の所へやって来た。

「見ていたんですか!?」

「は、はい

駄目でしたか·····?」

「いえ、

駄目という訳では無いですが·····」

総司さんは困っていた。

「ごめんなさい·····。

もうしません。」

「攻めてなんていませんよ。

一さんの言ったことなら

仕方がないです。」
< 114 / 398 >

この作品をシェア

pagetop