優しく残忍な人。
「ならば私が

近藤さんに勝てたら

許してください。」

私は条件を出した。

最も勝ったことなんてない。

「…いいだろう。」

「ではさっそく。」

私は近藤さんと道場へ向かった。

2人ではいると

隊士達は驚いた様子。

師範代だ。

滅多に揃うことなんてない。

そして勝負をするとなれば

さらに驚く。
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