優しく残忍な人。
沖田目線

数刻後、

私の部屋に佐之さんが来た。

「なんですか·····、それは。」

佐之さんの服に着いている

真っ赤な赤い色。

「すまねぇ·····。」

平助が死んだ。

その事実だけが私の頭に届いた。

「それから·····

妻のおゆきちゃんも·····。」

「何故その場に女子がいるのです?」

意味がわからなかった。
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