Black Magic


「ももきちさーん、名前ありましたよー」

『えっ!何組!?』

「とりあえず場所移動しようぜ」

こんな人混みで話してられないし。

「お前も俺もA組」

『まじ!また一緒?!』

うん、そう、"また" 一緒。
最初に腐れ縁って言ったのも、幼稚園からここまでずっと同じクラスだったから。

仕組まれてんのかってくらい離れない。

『まぁ、知り合いいる方が気楽だよね!』

「間違いない」
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop