愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜




「はぁ……」



 吐息が白い煙となって空気に溶けていく。僕の居場所は今日もあってないようなもの。


 孤独感が黒いもやとなり、心を支配する。誰でもいい、僕を一人にしないで。凍えそうだ。



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