おじいちゃんのおしり

ある星にとてもとても寒い国がありました
その国は涙すら氷に変えていました
そして火をおこしてもすぐ氷になってしまいます
そんな国で貧しい暮らしをしているジュリーヌは寒いのが嫌いすぎてそこそこあたたかい国にお引越しをするように心に決めました☆
そして寒い国をあてもなく歩いているとなんか不気味なお城がありました
興味本位で入るととてもとても綺麗な薔薇が咲いてました
するとジュリーヌに似た少女がいました
銀色の髪をなびかせ白いドレスを身にまとっていました
彼女はジュリーヌにひとつの果実を渡しました
それを食べるとジュリーヌの体温は35.6度から32.2度近くまでさがってしまいました
体温が34度を切ったあたりで身体の組織が凍りついて足が黒くなってもげました
そして33度を切ると耳が黒くなって脱落して目の組織も死んで何も見えなくなりました
ジュリーヌは痛みとつらさのあまりまるで野々村竜太郎のように大号泣しました
すると目は見えないのに身体が勝手に動きました
ジュリーヌは魔女にビンタをしました
魔女の頬は赤くただれました
そして反対の頬も叩くとそちらも赤くただれました
ジュリーヌは魔女を抱きしめました
すると魔女の体は溶けて消えました
ジュリーヌには触れたものに熱を持たせる力が宿ったのでした
その後ジュリーヌは車椅子に乗って街のあらゆる所を触れて回りました
そして極寒だった国は常夏の国になりジュリーヌは114歳で生涯を閉じてからもその国の英雄として称えられるようになりましたとさ

めでたしめでたし