俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜最悪で最高の休日〜お礼SS
まず俺は悪魔の着信音でハッと目が覚めた。電話に出るまで鳴り止まない恐怖の電話。もちろん着信相手は姫咲だ。鳴り止まない電話の音に気づいたのか美桜も目を擦りながら「んぅ〜」と言っている。控えめに言って俺の妻は可愛い。
鳴り止まない電話、反射的に通話ボタンを押してしまう自分が憎らしい。
キーーーンと耳に刺すような勢いで姫咲の声がスマートフォンから漏れた。
「遅い! 三コール以内に出なさい!」
「んな朝っぱらから無茶なこと言うなよ」
「朝? 私はまだ眠りについていないから朝は来ていないけど? それよりも招集よ。猶予を与えよう。二時間以内に来たれ」
「え、おいっ! ちょっと!」
ツーツーツーと切れた音が耳にこだまする。てか来たれって何だよ……寝てないって言ってたからテンションやばそうだな……行ったら行ったで地獄絵面、行かなきゃ行かなかったで地獄行きだろう。
「隆ちゃん! 早く準備しないと!」
さっきまで「んぅ〜」って可愛く眠そうにしていた美桜はどこへ行った!? 既に目は大きく見開きベットから降りている。
「美桜、聞こえてたのか?」
「もちろん! 早く準備して行こう! 二時間とは言わず一時間で行けるよ!」
鳴り止まない電話、反射的に通話ボタンを押してしまう自分が憎らしい。
キーーーンと耳に刺すような勢いで姫咲の声がスマートフォンから漏れた。
「遅い! 三コール以内に出なさい!」
「んな朝っぱらから無茶なこと言うなよ」
「朝? 私はまだ眠りについていないから朝は来ていないけど? それよりも招集よ。猶予を与えよう。二時間以内に来たれ」
「え、おいっ! ちょっと!」
ツーツーツーと切れた音が耳にこだまする。てか来たれって何だよ……寝てないって言ってたからテンションやばそうだな……行ったら行ったで地獄絵面、行かなきゃ行かなかったで地獄行きだろう。
「隆ちゃん! 早く準備しないと!」
さっきまで「んぅ〜」って可愛く眠そうにしていた美桜はどこへ行った!? 既に目は大きく見開きベットから降りている。
「美桜、聞こえてたのか?」
「もちろん! 早く準備して行こう! 二時間とは言わず一時間で行けるよ!」