無口な彼の妬かせ方
今日も学校が終わったあと、
そのままバイトに向かう。
翔とはまた今日一日喋ってない。
購買で一瞬翔を見たくらいかな。
友達といて、
楽しそうに笑ってた。
久々に笑顔見れて、
ちょっと嬉しかったな。
「こんにちは!」
勢いよくバイト先のドアを開けて、中にいた店長に挨拶する。
店長も笑顔で挨拶をかえしてくれて、急いでバイトの準備をした。
仕事場に向かうと、やっぱり蓮くんがいて、私にはまだ気づいていない。