大人になる方法
「…うん!」
心ちゃんはハッキリとそう言った。
凛もすごく嬉しそう。
「ねぇ!朝言ったこと、ニイナ覚えてる?」
「ん?」
「フラペチーノ!!」
「あぁ、それがどうしたの?」
「心ちゃんも学校帰りに行かない?」
「いいの?」
「もちろん!ね?ニイナ!」
「うん」
世話焼きでどうしようもない私の性格は
どうやら凛の背中を押したみたい。
その日の授業を全て終え、私と凛、
そして心ちゃんの3人でカフェに向かう。
向かう途中、聞いたところ10センチもあると言うヒールを難なく歩く心ちゃんがかっこよかった。
それから心ちゃんはいい匂いがした。
カフェに着くまでの間、凛から心ちゃんへの質問攻めのおかげか、私たちはだいぶ仲良くなれた。
無事フラペチーノを購入し、店内の椅子に座る。
席に着くと凛が口を開いた。
「ねぇ、心!彼氏いる?」
凛は、こういうところがある。
女の子には、彼氏はいるか。
男の子には、彼女はいるか。
どうして、決まっていることのように言うんだろう。
心とは高校の入学式で出会ってから
3年目に入った。
たった3年、されど3年。
細かいことを今更注意するのは
なんだか変に難しい。
心ちゃんはハッキリとそう言った。
凛もすごく嬉しそう。
「ねぇ!朝言ったこと、ニイナ覚えてる?」
「ん?」
「フラペチーノ!!」
「あぁ、それがどうしたの?」
「心ちゃんも学校帰りに行かない?」
「いいの?」
「もちろん!ね?ニイナ!」
「うん」
世話焼きでどうしようもない私の性格は
どうやら凛の背中を押したみたい。
その日の授業を全て終え、私と凛、
そして心ちゃんの3人でカフェに向かう。
向かう途中、聞いたところ10センチもあると言うヒールを難なく歩く心ちゃんがかっこよかった。
それから心ちゃんはいい匂いがした。
カフェに着くまでの間、凛から心ちゃんへの質問攻めのおかげか、私たちはだいぶ仲良くなれた。
無事フラペチーノを購入し、店内の椅子に座る。
席に着くと凛が口を開いた。
「ねぇ、心!彼氏いる?」
凛は、こういうところがある。
女の子には、彼氏はいるか。
男の子には、彼女はいるか。
どうして、決まっていることのように言うんだろう。
心とは高校の入学式で出会ってから
3年目に入った。
たった3年、されど3年。
細かいことを今更注意するのは
なんだか変に難しい。