わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
そして、そのマグカップにゆっくりと唇をつけた。


も…もしかして…!!


「うんっ。ココア、おいしいね」


口の端についたココアをペロリと舐めて、にこりと微笑むひーくん。

そのどこか色っぽい仕草に、心臓がドキッとなる。


…ひーくんが、わたしのココアを飲んだっ。


わたしは、間違ってひーくんのココアを飲んで、…間接キスだって恥ずかしくなったのに。
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