わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
でも、連絡は頻繁にするつもりだし、顔を見たくなったらテレビ電話だってできる。


だから、きっと大丈夫なはずっ。


桜が舞うこの日は、ぽかぽかとした陽気に包まれとっても気持ちいい。

まるで、わたしの寂しい心を温めてくれているかのようだった。



駅に着くと、待ち合わせていた杏奈を改札口付近で見つけた。


「杏奈!」

「苺花!」


お互いの新しい制服姿がまだ見慣れなくて、思わず照れ笑い。
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