わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
見ると、伊達メガネに、顔を隠すように前髪を下ろしていているけど、それはわたしのよく知る顔だった…!


「ひー…!」


「ひーくんとなぎちゃん!?」と口をついて出てきそうになったけど、2人が口元に人差し指を立てて「シッ!」と合図をするものだから、出そうになった声をなんとか飲み込む。


「小倉さん、どうかした?」


村上先輩が不思議そうに首を傾げる。
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