わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
わたしは、制服のまま帰宅したんだった。


3年ぶりに会ったからついついその場で盛り上がってしまったけど、冷静に考えたらおかしい状況だった。


「…そういえば、なんで2人がこの部屋に?」


ここは、わたしが新しくひとり暮らしを始める部屋。

そんな部屋に、運ばれた荷物といっしょに久々に再会する幼なじみが紛れ込んでいるものだろうか?


キョトンとして首を傾げるわたしに、2人はゆっくりと歩み寄ってこう告げた。
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