わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
と言いかけて、なにかの気配を感じてハッとして前を向くと、すぐ目の前にはなぎちゃんの顔…。


わたしの左手は、バランスを崩すときにとっさになにかに捕まろうとしたのか、なぎちゃんの服を握りしめたままだった。

そのせいで、なぎちゃんはわたしといっしょに共倒れになってしまったのだ。


なぎちゃんとの顔の近さに、思わず顔が赤くなる。


だって、なぎちゃんの瞳…。
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