わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
「おはよう、杏奈!」


杏奈と会うのも久々だ。


「陽翔くんと凪翔くんも久しぶりだねっ」

「そうだね」

「ああ」


2人にもあいさつした杏奈だったけど、急にニヤリとしながらわたしのほうに顔を向けた。


「苺花、ちょっといい?」

「…えっ?」

「2人とも!苺花、借りていくね〜!」


そう言うなりわたしの腕をつかむと、なぜか杏奈は走り出した。
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