わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
「噂になってるみたいだから、…そうだよね!…でも、他に杏奈に報告すること…」


考えてみるけど、思い浮かばない。

そんなわたしに痺れを切らしたのか、杏奈はわたしの耳元に顔を近づけてこう言った。


「凪翔くんと、付き合うことになったんでしょ!?」


驚いて顔を向けると、杏奈はさっきわたしを引っ張ったときのようにニヤニヤとしている。


た…確かにそうだけど…。
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