わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
「まだ俺、気分は正月なんだけどな」

「わたしもだよ〜…」


3人で仲よく丸いこたつに入り、のほほんとしていたときだった。


…ピンポーン


インターホンの音がリビングに響く。


「あれ?だれだろう?」


わたしが立ち上がるよりも先に、ひーくんがインターホンに出てくれた。


〈はいっ〉

〈…あっ、お忙しいところすみません。上の階に引っ越してきた『山田』と申します。引っ越しのご挨拶にと…〉
< 638 / 712 >

この作品をシェア

pagetop