わけあって、双子の幼なじみと溺甘ルームシェア…♡
「…そうかもしれないね!」


ひーくん、わたしの心配をしてくれているのに…ごめんねっ。

少し心がチクッとした。


「そうだっ。今ココアを作ってるんだけど、苺花も飲む?」


鍋の中を覗き込むと、ひーくんが温めていた牛乳にココアパウダーを振ってかき混ぜていた。


「それじゃあ、いただこうかなっ」


ひーくんは、適当に出した2つの白いマグカップそれぞれに、均等な量のココアを注いだ。
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