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「そーいえば、メールでも頂きましたが、神茂さんの依頼順調に進んだみたいですね」


「あ、はい。3日後に完成するということなので、また3日後に神茂さんと取りに行きます。」




蒼空さんがいなくなった後、


神茂さんの様子を遠くから見守っていたけれど、特に困った様子もなければ積極的に店員さんと話していて



(私がいなくても大丈夫そうじゃん)



そう思ったけれど、念の為についていく事にした。




「今回の依頼はあっという間に終わってしまったわね~」




つまんないわぁ~っと、机に突っ伏す心音さん。




「依頼して下さる方々の不安な時間を短くする事は良いことですよ」


「そうですけどぉ~~~」


「陽葵さん、明日からは何するんですか?」


「そうですねぇ…、また、クリスマスに向けての飾り付けでもしましょうか」




どーやら、また陽葵何でも屋に閑散期がきてしまうみたいだ。


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