request
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「亜美ユーヤと一緒が良かったぁ~」
部屋に入るや否や、亜美さんは唇を尖らせてソファに座り込む。
あの後、すぐにレストランでご飯を食べてからホテルにチェックイン。
部屋は2つ用意されていて、
もちろん亜美さんは「ユーヤと亜美はこっち~」って勝手に部屋割りを選んでいたけれど、
「今日は蒼空と朝まで呑むから、あなたたちはそっち!」って優也さんによってそう決められた。
「まじで呑むのかよ…」なんて、
蒼空さんはとてつもなく嫌な顔をしていたけど。
「さすがに部屋は我慢してね」
「ん~わかったぁ~」
もっと駄々こねるかと思ったけど、
意外と素直な子でちょっと安心。
「……名前なんて言うの~?」
「ん?あ、私?」
あ、そっか。まだ名前教えてなかったっけ。