ときめき、デイドリーム
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そのあと、予定していたカフェで休憩して、映画でナルくんが頼んだパフェを頼んで、連写。
一緒に、その向かいでのんびりとアイスコーヒーを啜っている真生も激写しておいた。
あとで真生にその写真を送ったら、〝?!〟というLINEと、〝いつ取ったの?!〟という返事が返ってきた。
慌ててこの文面を打ったのであろう真生にニマニマしていると、〝まちがえた、いつ撮ったの?!〟と、律儀にも訂正しなおして送ってくれた。
それにわたしは曖昧な返事を返して、日曜日はその余韻から抜け出せず。
そして、本日月曜日も、そのしあわせな余韻から抜け出せていない。
ほわほわふわふわした心地で下駄箱につくと、ちょうど真生が靴を履き替えようとしているところを目撃。
挨拶という名の突進をしようと駆け出した、瞬間。
「おっはよー!!マオマオ!!」
わたしの横を、風の如き速さで茶色の髪をした男の子が横切った。
千井くんだ。わ、わたしの親友への挨拶を横取りされた!!!
「ちょ、千井くんそれわたしのセリフ!!真生、おはよ!」