想いのままに心のままに ~結婚より仕事の30女が身ごもりました~
恵理が目を覚ます前に宏貴はいろいろなことを考えた。
これからどう恵理を支えようか。

自分には何ができるだろうか。

恵理との未来は・・・。


「・・・」
恵理が目を覚ます瞬間、宏貴は大きく深呼吸をした。

「恵理」
まだ、瞬きを繰り返し、もうろうとしている恵理の視界に自分から近づく。
「恵理」
何度か名前を呼ぶと恵理の視線があった。

宏貴は、恵理に微笑みかけた。
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