- 作品番号
- 1652128
- 最終更新
- 2022/02/03
- 総文字数
- 146,237
- ページ数
- 226ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,804,167
- いいね数
- 51
- ランクイン履歴
-
総合2位(2022/02/06)
恋愛(長編)2位(2022/02/06)
「昨夜のこと覚えていないなんて言わせないですよ。とりあえずお試し期間として2ヶ月は雪は俺の恋人になることを了承したんですから、ガンガン行かせてもらいますから覚悟してください。それに、身体の相性はめちゃくちゃいいですよね。それは雪も異論はないでしょ」
身体の相性・・・それは・・・いい気がする・・・。
絡まる糸の先にあなたがいた。
豊田 雪(とよた ゆき) 28歳
ISLAND.co 秘書課(常務付)
大島 賢一(おおしま けんいち) 25歳
ISLAND.co 秘書課に配属 1年前に海外事業部(台湾に2年勤務)から移動。
北山 茂(きたやま しげる) 28歳
ISLAND.co 営業部
- あらすじ
- 恋愛小説好きの雪だが、実際の恋愛は上手くいかない。 恋人に裏切られてやけ酒していると、会社の後輩に偶然会って気がついたら二ヶ月間のお試し恋人になった。
目次
-
<残業>
-
<おためし>
-
<運命>
-
<あたらしい恋>
-
<この想いを君に捧げる>
-
<あなたが言える言葉では無い>
-
<楽しい日>
-
<いいね>
-
〈バレンタインデー〉
-
〈カクテル〉
-
〈気持ちの問題〉
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<好きだと言う気持ち>
-
〈会いたい人と会いたくない人〉
-
〈幸せを感じるとき〉
-
〈疑惑〉
-
〈路地裏で朝食を〉
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〈噂〉
-
<誰かを好きになる気持ち>〜茂side〜
-
<Crowの客>
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<チャンスは逃さない>~賢一side~
-
<Aya>
-
<父>
-
<兄弟>
-
<写真の男は>
-
<彩香は誰?>
-
<仲直りの方法>
-
〈新二〉
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<それぞれの週末>
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<絡みつく感情>
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<絡み合う女性たち>
-
<愛しているのは誰>
-
〈謎〉
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<体を繋げること>
-
<ささやかな幸せ>
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<好きだったひと>
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<嫉妬と誤解>
-
<出陣?>
-
<食事会>
-
〈新二の気持ち〉
-
<嘘の婚約者>
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<彩香のきもち>
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<賢一のきもち>
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<あるべき姿に>
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<私の気持ち>
-
<新しい生活>
-
<後書き>
-
番外編 兄弟の会話
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番外編 高嶺の花
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番外編 姉妹の会話
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番外編 義妹との会話
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番外編 彼と彼女の会話
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番外編 初恋の終わり
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番外編 夫と妻の会話
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番外編 家族
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番外編 大島家の女子会
-
番外編 さよなら水族館
この作品の感想ノート
クガツ様
素敵なお話をありがとうございます。
日常の忙しさで目まぐるしく時間が過ぎ、大好きなベリーズカフェに来る事もままならない毎日でした。
ふと、心が空っぽになった気がして、ひとつだけ読む時間を作ろうと思い立ち、こちらのお話に出会いました。
一気に読み終え、すぐさまクガツ様の他のお話しも読みに行き、又読み返しにきた次第です。溜め込んでいたストレスが一気に放出しました。
無い無いと思っていた時間ですが、作ればあるものだと、気づきました。笑
オフィスラブな小説を読む雪。美しく賢い雪の意外な一面と思われるけど、これが雪の人間らしさなんでしょうね。
とても雪という女性が好きになりました。
賢一の覚悟のある生き方も素敵です。こんなに強くてユーモアと誠実さを兼ね備えた男性に、女なら惹かれてしまうのは当たり前でしょう。
「出る杭は打たれる!」といいますが、自分では出ようとしていなくても目立ってしまう雪にとって、嫉妬や妬みの対象とされてしまうのは心外でしょうが、世の中というのはそういうものです。
御曹司の賢一と結婚し、「出きってしまった杭」となった雪に、もう邪魔する人はいないのでしょうね。苦しんできた分、もっともっと幸せを味わってほしいですね。
様々な人間の成長を感じつつ、最高に愛の溢れるストーリーを楽しませていただきました。ありがとうございます。
人間関係がいい意味で複雑なところが面白かったです。
雪はかなり振り回されましたが、悪女も一人じゃないところが読み応えありました。
雪も負けてないし。クールビューティーでカッコよかったです。
一番ウケたのは雪が読んでる小説のタイトル!
ありそうですよね?!
しかも、賢一はそれを読んでそのとおりにしようとするし。そんなお茶目な?一面が好きです♥
題名のタングルドとお話がマッチした作品でした。因みにタングルドは塔の上のラプンツェルの原題にもなってますね。
素敵な作品を有難う御座いました。
とても面白くて、一気に読んでしまいました。御曹司主役は数々あれど、このヒーローほど信用できる人は、読んでいてなかなかいませんね。賢一はツッコミどころがないです。雪はそれまで男運がない?と思うくらいの目にあっていたり、謂れの無い虐めにあったり。それは彼女が存在するだけで嫉妬される極上のいい女、という事ですよね。さりげない表現にヒロインヒーローの外見の良さや、能力の高さが無理なく散りばめられていて、巧いなぁ、と唸っておりました。誠実な二人の話なので、読後感がすこぶる心地よかったです。結構ヘヴィなドロドロもありながらの、全体を通しての爽快感は、恐らくは書き手であるクガツさんの持つ個性かな、と想像していました。
良作を有難うございました。これからも期待しております。応援しますね。
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