忘れられない
当日


まさかのまさか、


本人でした。


びっくりしたけど、一応先輩。ずっと話していなかったので話しかけづらかった。


友達も私が彼を好きということを知っていたのでびっくりしていた。


大会が終わろうとしていた頃。


私は彼が一人になるのを見計らって片付けるふりをして近づいた。


それでもやっぱり、話しかけるのは怖かった。


「あれだよね、〇〇学校の。」


心が話しかけてくれた。


嬉しかった。


大好きだなって思った。


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