国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
「フルーツ嫌いでした?」
「そんなことないけど、でも今は自分で皮がむけねぇなぁって」
なーんだ、皮が向くのが苦手なんですね! 国宝級美男子でも苦手なことはあるんだなぁ。
「じゃあ、私が剥きますよ、お詫びに剥かせて下さい」
「まじ? じゃあお願いしようかな。入って」
「じゃあお邪魔しますぅぅぅうう!? う、腕!? まさか昨日の事故のせいじゃ……」
今まで玄関ドアに隠され気づかなかったが彼の右腕はぐるぐる包帯で巻かれ骨折しました! とわかりやすい。どどどどどうしようっ……完全に私のせいですよね!?
「あ、あぁ。まぁやっぱり痛いし、どんどん腫れてきたから病院いったら骨折してた」
「あぁぁぁあ、本当にごめんなさいっ! 私のせいで……痛いですよね、痛いに決まってますよね」
「ん〜まぁ骨折だからな、それなりには痛いかな」
どどどどどうしよう……骨折……ち、治療費は!? そんなお金貧乏なうちには無いし、どうしよう……
「羽花? 顔色悪いけど大丈夫か?」
「わ、私に出来ることがあればなんでもしますから……本当にごめんなさい」
これ以上言葉を発するとジワジワ浮かび上がる涙が零れ落ちそうだった。
「そんなことないけど、でも今は自分で皮がむけねぇなぁって」
なーんだ、皮が向くのが苦手なんですね! 国宝級美男子でも苦手なことはあるんだなぁ。
「じゃあ、私が剥きますよ、お詫びに剥かせて下さい」
「まじ? じゃあお願いしようかな。入って」
「じゃあお邪魔しますぅぅぅうう!? う、腕!? まさか昨日の事故のせいじゃ……」
今まで玄関ドアに隠され気づかなかったが彼の右腕はぐるぐる包帯で巻かれ骨折しました! とわかりやすい。どどどどどうしようっ……完全に私のせいですよね!?
「あ、あぁ。まぁやっぱり痛いし、どんどん腫れてきたから病院いったら骨折してた」
「あぁぁぁあ、本当にごめんなさいっ! 私のせいで……痛いですよね、痛いに決まってますよね」
「ん〜まぁ骨折だからな、それなりには痛いかな」
どどどどどうしよう……骨折……ち、治療費は!? そんなお金貧乏なうちには無いし、どうしよう……
「羽花? 顔色悪いけど大丈夫か?」
「わ、私に出来ることがあればなんでもしますから……本当にごめんなさい」
これ以上言葉を発するとジワジワ浮かび上がる涙が零れ落ちそうだった。