国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
「ほら、先にこっち食べな」
そう言って差し出してきたのは雷斗くんが買ったはずのシュガー味のチュロス。
「私が買ったのはチョコ味ですよ?」
「半分ずつ食べれば両方たべられるだろ」
「なるほど! それはナイスなアイディアですね! では先に頂きます」
(食べ歩きなんて、ドキドキしてしまいます)
「んん〜〜〜っ、すっごい美味しいです!!!」
初めて食べるチュロスは外はカリッとしていて中はモッチと柔らかくて美味しくて、弟や妹たちにも食べさせてやりたいなぁと思った。
(かれこれ一ヶ月くらい家に帰ってないんだよね……)
「雷斗くんもどうぞ!」
「羽花」
「はい?」
「ん、食べさせて」
「は、はいぃぃ?」
久しぶりの食べさせて攻撃、不意打ちすぎて驚きの声が出てしまった。
「ほら、早く。俺だって食べたいんだから」
口を少しだけ開けて待つ雷斗くん。いくらなんでもこんな場所で……恥ずかしいです。
「羽花、食べさせてくれないの?」
悲しそうな表情を見せるなんて反則だ。そんな顔されたら……
そう言って差し出してきたのは雷斗くんが買ったはずのシュガー味のチュロス。
「私が買ったのはチョコ味ですよ?」
「半分ずつ食べれば両方たべられるだろ」
「なるほど! それはナイスなアイディアですね! では先に頂きます」
(食べ歩きなんて、ドキドキしてしまいます)
「んん〜〜〜っ、すっごい美味しいです!!!」
初めて食べるチュロスは外はカリッとしていて中はモッチと柔らかくて美味しくて、弟や妹たちにも食べさせてやりたいなぁと思った。
(かれこれ一ヶ月くらい家に帰ってないんだよね……)
「雷斗くんもどうぞ!」
「羽花」
「はい?」
「ん、食べさせて」
「は、はいぃぃ?」
久しぶりの食べさせて攻撃、不意打ちすぎて驚きの声が出てしまった。
「ほら、早く。俺だって食べたいんだから」
口を少しだけ開けて待つ雷斗くん。いくらなんでもこんな場所で……恥ずかしいです。
「羽花、食べさせてくれないの?」
悲しそうな表情を見せるなんて反則だ。そんな顔されたら……