国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
「もう! 戻りますよ! 片付け終わったし帰らないと。あ、……でも」
言葉が籠る。翔ちゃんに呼び出されているから行かなくちゃ行けない。なんだかこっぴどく翔ちゃんに怒られそうな予感がする。
「俺も一緒に行くからな。でも二人だけで話してきていいよ、幼馴染の間でしか分からないこともあるだろうしな……」
ギュウっと繋いでいた手を少し強く握られ、その手を離す事なく教室に戻った。
扉を開けるといつもの教室に戻っている。楽しかった文化祭も本当に終わってしまった。
「羽花! 今日はお疲れ様。後でラインするからね〜っ!」
「明日香さんっ、今日は本当にありがとうございましたっ!」
手をひらひらさせ「バイバーイ」と明日香さんは帰って行った。もちろん他のクラスの皆さんもどんどん帰っていく。
「じゃあ俺らも帰ろっか」
「ですね」
自分の鞄を持ち、翔ちゃんと約束した階段に向かった。
言葉が籠る。翔ちゃんに呼び出されているから行かなくちゃ行けない。なんだかこっぴどく翔ちゃんに怒られそうな予感がする。
「俺も一緒に行くからな。でも二人だけで話してきていいよ、幼馴染の間でしか分からないこともあるだろうしな……」
ギュウっと繋いでいた手を少し強く握られ、その手を離す事なく教室に戻った。
扉を開けるといつもの教室に戻っている。楽しかった文化祭も本当に終わってしまった。
「羽花! 今日はお疲れ様。後でラインするからね〜っ!」
「明日香さんっ、今日は本当にありがとうございましたっ!」
手をひらひらさせ「バイバーイ」と明日香さんは帰って行った。もちろん他のクラスの皆さんもどんどん帰っていく。
「じゃあ俺らも帰ろっか」
「ですね」
自分の鞄を持ち、翔ちゃんと約束した階段に向かった。