国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
けど……? 顔をずらし私の耳に囁くように低くてなんだか色っぽい声を注ぎ込まれた。
「あんまりそれ以上可愛くなるの禁止、、これご主人さま命令だから」
「なっ」
あまりに響く声だったからか身体の背筋がゾクリとした。
「歯ぁ磨いてくるわ」
「あ、は、はい……」
ドキドキと高鳴る心臓。やっぱり雷斗くんと一緒にいるとドキドキされっぱなしで心臓が何度壊れそうになったことか。
ふぅ〜と息をつきお弁当を包む。怪我が治ったから学校ではもう一緒に食べなくなるんでしょうか……それは、それで寂しいです。
「羽花、お待たせ」
「ひゃあっ、雷斗くん! へ? ららららら雷斗くん!?」
あろうことか今私の目の前に居るのは眼鏡を掛けて綺麗な黒髪を流した優等生モードの雷斗くんじゃなく、いつもの意地悪な雷斗くんだ。前髪は上に上げ、綺麗な漆黒の瞳が丸見えです。どうして、でしょうか……?
「ど、どうしたのですか? その格好……」
「ああ、もう親父にも認めて貰えたし、優等生の格好しなくてもいいかなぁって。まぁもちろん成績は維持するけどな」
「ああ、なるほど……」
てことはこの格好いい雷斗くんで学校に行くってことですよね……? なんだか少し複雑な気分。この姿の雷斗くんは自分だけが知っているはずだったのに、って! なんて独占欲の塊のような思考回路! 雷斗くんはやっと普段の自分で学校に通えるのですうから、ここは喜ばないと!
「あんまりそれ以上可愛くなるの禁止、、これご主人さま命令だから」
「なっ」
あまりに響く声だったからか身体の背筋がゾクリとした。
「歯ぁ磨いてくるわ」
「あ、は、はい……」
ドキドキと高鳴る心臓。やっぱり雷斗くんと一緒にいるとドキドキされっぱなしで心臓が何度壊れそうになったことか。
ふぅ〜と息をつきお弁当を包む。怪我が治ったから学校ではもう一緒に食べなくなるんでしょうか……それは、それで寂しいです。
「羽花、お待たせ」
「ひゃあっ、雷斗くん! へ? ららららら雷斗くん!?」
あろうことか今私の目の前に居るのは眼鏡を掛けて綺麗な黒髪を流した優等生モードの雷斗くんじゃなく、いつもの意地悪な雷斗くんだ。前髪は上に上げ、綺麗な漆黒の瞳が丸見えです。どうして、でしょうか……?
「ど、どうしたのですか? その格好……」
「ああ、もう親父にも認めて貰えたし、優等生の格好しなくてもいいかなぁって。まぁもちろん成績は維持するけどな」
「ああ、なるほど……」
てことはこの格好いい雷斗くんで学校に行くってことですよね……? なんだか少し複雑な気分。この姿の雷斗くんは自分だけが知っているはずだったのに、って! なんて独占欲の塊のような思考回路! 雷斗くんはやっと普段の自分で学校に通えるのですうから、ここは喜ばないと!