国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
「詰め終わりましたから帰りましょう」
ぐっと荷物を持とうとしたが結構重い。
「ほら、いくぞ」
雷斗くんは軽々と私から荷物を奪い取り歩き始めてしまった。
「ダメですよ! 重いんですからっ。私が持ちます! 私力持ちなんです!」
ほらっ、返してくださいといっても一向に返してはくれない。いくら左腕で持っているからって〜!
「別に左手なら使えるし、俺いちよう男なんで。女の子には重い荷物持たせるわけないだろ」
心臓が弓矢で刺されたように痛い。な、なんてサラリとキザな事を……普段学校ではボッチで存在を忘れられているような私のことを女の子扱いしてくれるなんて、本当雷斗くんと一緒にいると心臓がいくつあっても足りない。
ぐっと荷物を持とうとしたが結構重い。
「ほら、いくぞ」
雷斗くんは軽々と私から荷物を奪い取り歩き始めてしまった。
「ダメですよ! 重いんですからっ。私が持ちます! 私力持ちなんです!」
ほらっ、返してくださいといっても一向に返してはくれない。いくら左腕で持っているからって〜!
「別に左手なら使えるし、俺いちよう男なんで。女の子には重い荷物持たせるわけないだろ」
心臓が弓矢で刺されたように痛い。な、なんてサラリとキザな事を……普段学校ではボッチで存在を忘れられているような私のことを女の子扱いしてくれるなんて、本当雷斗くんと一緒にいると心臓がいくつあっても足りない。