国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
「お、おまたせしました。お口に合うかは分かりませんが」
「美味そうじゃん! 早くたべようぜ」
私の作ったハンバーグは至って普通のハンバーグ、付け合せは時間が無かったのでレタスと電子レンジで作ったポテトサラダ。それなのにこんなに喜んでもらえるとは思わなかった。
「「いただきます」」二人の声がピッタリと重なり向かい合って食べる。
不思議なものだ。昨日偶然事故になって知り合った男の子とこうしてご飯を食べているのだから。
「ん……? な、なんでしょう? 食べないんですか?」
ジーッと見つめられて……
「あーんしてよ」
「はい?」
今なんと言いました?
「だからあーんしてたべさせて」
ああ! あーんね。あの相手の口に運んで食べさせてあげるやつ! 私も一番下の妹が小さい頃はよく食べさせてあげてたなぁ〜……んん!? それを私が雷斗くんにするのですか!?
「いやいやいや! 無理ですって! 自分で食べてくださいっ」
「俺右手使えないし、食べれねぇじゃん」
ぐ、ぐうの音も出ない。確かに利き腕が使えないと食べるの大変だよね……ここは恥ずかしさを捨てるべきか、否か。
「美味そうじゃん! 早くたべようぜ」
私の作ったハンバーグは至って普通のハンバーグ、付け合せは時間が無かったのでレタスと電子レンジで作ったポテトサラダ。それなのにこんなに喜んでもらえるとは思わなかった。
「「いただきます」」二人の声がピッタリと重なり向かい合って食べる。
不思議なものだ。昨日偶然事故になって知り合った男の子とこうしてご飯を食べているのだから。
「ん……? な、なんでしょう? 食べないんですか?」
ジーッと見つめられて……
「あーんしてよ」
「はい?」
今なんと言いました?
「だからあーんしてたべさせて」
ああ! あーんね。あの相手の口に運んで食べさせてあげるやつ! 私も一番下の妹が小さい頃はよく食べさせてあげてたなぁ〜……んん!? それを私が雷斗くんにするのですか!?
「いやいやいや! 無理ですって! 自分で食べてくださいっ」
「俺右手使えないし、食べれねぇじゃん」
ぐ、ぐうの音も出ない。確かに利き腕が使えないと食べるの大変だよね……ここは恥ずかしさを捨てるべきか、否か。