国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜

「あの……もしかすると、もしかしてここは……？」


　多分自分の思っている答えが正解なような気がするけれどいちよう念の為聞いてみるた。


「俺の部屋」


（やっぱりーーーー！）


「じゃあ寝よっか」


　……寝よっかってKokode？


「あ、あの、私はどこで、雷斗くんの部屋の床をお借りしてもいいんですか？」


「ははっ、何いってんの？　俺と同じベットで寝るんだろ？」


　……へ？


「ほら、おいで」


　……え？


　腕を持たれハッと我に返った。いや、絶対に無理！！！


「っむむむ無理です！！！　無理！　無理！」


「そんなに無理って言われると傷つくんだけど」


　眉間に皺を寄せ本当に悲しい顔。


「あっ、ご、ごめんなさいっ！　雷斗くんが無理とかではなくて、えっと、その」


　な、なんて言えば良いんだろか。同じベットで寝るのは付き合っている男女がすることです！　とか？　いや、もしかしたら雷斗くんは布団が無いことを気を使って自分のベットで一緒に寝ようと言ってくれているのかもしれない。でも、でもッ……