国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
私の肩を抱き寄せ歩き始める雷斗くんに必死で着いていく。恥ずかしいからやめてくださいと言ってもニヤリと笑って聞いてくれない。この人……本当に意地悪です。
されるがままに連れて行かれた場所、生徒会室と書かれた扉を雷斗くんはガチャリと開けた。
「ここで弁当食おうぜ」
言葉遣いが戻ってる……
キョロキョロと周りを見て人がいないことを確認し、雷斗くんに問い出す。
「雷斗くんっ、これは一体どう言うことなのか説明して下さいっ。私雷斗くんが生徒会長だったこともすいませんが知りませんでしたし、それにか、か、彼女って! 本当に対応に困りますっ、なんて言って良いのか。彼女じゃないのにっ!」
「まぁ、座れって、食べながら話そうぜ」
雷斗くんは席に座りお弁当を開け始める。私も仕方なく椅子に座りもう一度雷斗くんを問いただした。
「で、雷斗くん。どういうことなんでしょうか?」
「ん? 俺と羽花は付き合ってるって設定で頼むわ。その方が何かと都合もいいし、怪我してる俺のサポートしやすいだろ?」
おにぎりを左手で持ちもぐもぐと食べ始めた。
「確かにサポートはしやすいかも知れませんが物凄く困ります! 私学校では壁のように目立たない存在でこのまま卒業するつもりだったんです! なのに朝、雷斗くんが私のこの彼女とかお友達に言うから……凄いみんなから見られてヒソヒソ話されて、とっても困ってるんですよぉぉおお!」
うおーんと机に突っ伏して懇願する。本当に朝の発言を撤回してくださいと。
されるがままに連れて行かれた場所、生徒会室と書かれた扉を雷斗くんはガチャリと開けた。
「ここで弁当食おうぜ」
言葉遣いが戻ってる……
キョロキョロと周りを見て人がいないことを確認し、雷斗くんに問い出す。
「雷斗くんっ、これは一体どう言うことなのか説明して下さいっ。私雷斗くんが生徒会長だったこともすいませんが知りませんでしたし、それにか、か、彼女って! 本当に対応に困りますっ、なんて言って良いのか。彼女じゃないのにっ!」
「まぁ、座れって、食べながら話そうぜ」
雷斗くんは席に座りお弁当を開け始める。私も仕方なく椅子に座りもう一度雷斗くんを問いただした。
「で、雷斗くん。どういうことなんでしょうか?」
「ん? 俺と羽花は付き合ってるって設定で頼むわ。その方が何かと都合もいいし、怪我してる俺のサポートしやすいだろ?」
おにぎりを左手で持ちもぐもぐと食べ始めた。
「確かにサポートはしやすいかも知れませんが物凄く困ります! 私学校では壁のように目立たない存在でこのまま卒業するつもりだったんです! なのに朝、雷斗くんが私のこの彼女とかお友達に言うから……凄いみんなから見られてヒソヒソ話されて、とっても困ってるんですよぉぉおお!」
うおーんと机に突っ伏して懇願する。本当に朝の発言を撤回してくださいと。