国宝級美男子のお世話は甘い危険がいっぱい〜私の心臓いくつあっても足りませんっ〜
グングン登るエレーベーターにふと一つの疑問が浮かんだ。
このエレベーターもしかして、もしかすると……
(や、やっぱり最上階ぃぃぃ!)
ようやく501号室がある階に止まったと思ったらまさかの最上階に足が震える。こんなこ汚いローファーでつやつや光っている廊下を踏んで良いのだろうか……
「あ、お、降りなきゃっ」
エレーベーターの扉が閉まりそうになり慌てて降りた。
「501,501は〜、あった!」
ゴクリと生唾を飲み込み人差し指を伸ばす。ピンポーンと鳴った呼び鈴からすぐに玄関のドアが開いた。
「羽花、いらっしゃい」
玄関ドアからひょこっと顔を見せた彼は白いシャツにチェック柄のズボンを履いている。
(なんだかうちの高校の制服とそっくりな服ですね……)
彼は昨日の真っ暗な中で見たときもキラキラ輝いているようにみえたが、昼間の明るい時間にみてもやっぱりキラキラしている。これはもう国宝級美男子のオーラだ。凄い。つい見惚れて反応がワンテンポ遅れてしまった。
「羽花?」
「あ、あの昨日は本当にすいませんでしたっ、あのこれお詫びと言ってはなんですがフルーツです」
「あ、あぁ」
歯切れの悪い返事、まさかフルーツ嫌いだったとか!? そうですよね、フルーツ嫌いな人だっているもんね、私のバカッ!
このエレベーターもしかして、もしかすると……
(や、やっぱり最上階ぃぃぃ!)
ようやく501号室がある階に止まったと思ったらまさかの最上階に足が震える。こんなこ汚いローファーでつやつや光っている廊下を踏んで良いのだろうか……
「あ、お、降りなきゃっ」
エレーベーターの扉が閉まりそうになり慌てて降りた。
「501,501は〜、あった!」
ゴクリと生唾を飲み込み人差し指を伸ばす。ピンポーンと鳴った呼び鈴からすぐに玄関のドアが開いた。
「羽花、いらっしゃい」
玄関ドアからひょこっと顔を見せた彼は白いシャツにチェック柄のズボンを履いている。
(なんだかうちの高校の制服とそっくりな服ですね……)
彼は昨日の真っ暗な中で見たときもキラキラ輝いているようにみえたが、昼間の明るい時間にみてもやっぱりキラキラしている。これはもう国宝級美男子のオーラだ。凄い。つい見惚れて反応がワンテンポ遅れてしまった。
「羽花?」
「あ、あの昨日は本当にすいませんでしたっ、あのこれお詫びと言ってはなんですがフルーツです」
「あ、あぁ」
歯切れの悪い返事、まさかフルーツ嫌いだったとか!? そうですよね、フルーツ嫌いな人だっているもんね、私のバカッ!