エリート外科医より、私は仕事！〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜
◆◆◆ 雅姫
沖縄であった彼女とまさか自分の勤務する大学病院で合うとは夢にも思わない
彼女は俺を見て驚きを通りこして恐怖を感じているようだった。
それでも医師として結果説明をしなければいけない。
彼女の顔色が段々と変わっていき、意識を失いかけた。
俺はとっさに支えようとしたが、拒否され説明も終わる前に逃げるように診察室を出る。
俺は彼女に深い、深いキズを付けたのだと改めて思い知った。
俺のした事だから、責任は俺にある。
何がなんでも彼女に会わなければ!
