エリート外科医より、私は仕事!〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜

 あー〜体がダルい早退出来て良かったぁ…

 家に風邪薬あったっけ?無かったら無いでもういいや、家はもうすぐだから。


 後で向日葵にメールして、心配してたから。


 ボーと下を向き歩道を見ながらゆっくり歩いていたら、後ろから声をかけられた。


 直ぐに反応することが出来なくて、ゆっくり後ろを振り向きユラユラした目に写ってきたのが…



 “え”


 一瞬固まりいつの間にか目の前にはあの大学病院の医師がいた。

 “何故?”

 頭が働かない…



 私の体も足も全く動かない。


 クラクラする、ヤバい、倒れそう…


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