エリート外科医より、私は仕事!〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜


 まぶたが重いそれでもユックリ目を開け、私は部屋で寝てたんだと思っていたら…


 ゆっくり頭を撫でられている。


 『気分はどうだ?』


 上手く声が出無い、だれ?


 視界がハッキリしてきたら、白衣を着た先生が…なんで…?


 必死に声を出して「こ、こ、ど、こ?」



 『病院だ』


 なんで私が病院にいるのかさえも分からない?



 『俺の目の前で倒れたんだ、とりあえず今日は入院』



 私は心の中でえーー入院?冗談じゃない、絶対ヤダ!



 「か、え、り、た、い、」

 何とか言葉にしたら、返っていた答えが…



 『絶対、安静、逃さない』


 無理やり体を起こそうとしたら、頭の中がクラっとして直ぐにベッドへ倒れ込む。



 『ほらみろ、絶対安静だと言っただろ』



  なんか、悔しい…!
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