エリート外科医より、私は仕事!〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜

 「桜陽、顔あかいよ!、もう変な誤解しないでよ桜陽の大切な人に手なんて出しません」


 わ、わ、私の大切な人?いつから?それこそ誤解なのに。


 向日葵の笑顔に私は何て説明していいのやら……


 「冬木さん!」


 不動産屋さんまでも??珍しい偶然。


 そしてアパートを見て半分意識が飛びそうになった。


 2階の一部屋が黒い。部屋の住人のタバコの不始末で火事になり、私の3階の部屋は焦げ臭くベランダは水でびしょびしょ状態。


 アパートは取り壊すことに。


 放心状態の私は、気づけば男の腕の中!!


 これは夢?

 
 逃がさない、これからはたっぷりと甘やかす。


 桜陽の笑顔が見たいから。


 大きな手の感触が甘くて心地いい、夢なら覚めないで……


 沖縄の海に抱かれているみたい……

 深くてどこまでも空と同じ青色。


 
 私のもう一つの夢、大好きは沖縄で愛する人と青い空、青い海、真っ白な教会で……



 海なような深くてホットする心で愛されたい。






 



 

 



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