エリート外科医より、私は仕事!〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜
消えかけた笑顔2

 泣きまくったのはいつぶりだろう。

 寝ている間に一瞬昔の幸せだったころの夢を見たような気がする。


 頭痛い、ダルい、いくら6月だからって玄関で寝ていたら体調も悪くなる。


 連休で良かった…

 ダルい体を何とか動かしてバッグからスマホを探し、時間を確認しようとしたら着信が30件!

 全部先生。


 暇なの?ちょっとだけ笑いたくなる。

 メッセージは残してきたのに。


 だめだ…まだ瞼が重い、ヨロヨロとベッドへ転がり、すっと睡魔が襲ってくる。

 幸せだったあの頃へ私を誘ってくる。




 
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