エリート外科医より、私は仕事!〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜
勇気をだして、
私は自分の過去を話し始める。
『嫌だ、俺は諦めが悪い男だから、それに桜陽には俺が必要だ、未来は俺が変えてやる。なんてたって運の強い男だからな!』
ドヤ顔なんてしないでよ!
『桜陽の小さな手を俺が包んでいれば絶対大丈夫だから、信じろ、信じろ!』
こんな力強い言葉。なんで諦めてくれないのよ…!
私は声を上げて泣いた、不安はまだ完全に拭えないけど、それでも…。