エリート外科医より、私は仕事!〜ウェディングドレスは心も身体もあなた色に〜

 レストランを出てプライベートビーチへちょっと寄り道。


 たまたまお客様も数人しかおらず、海の蒼さにまた感動心を奪われそう。


 その瞬間イキナリ手首を掴まれて!!


 「こんな所まで俺を追いかけてきたのか!」


 怒りを滲ませた男性の顔、さっきのイケメン?


 私は意味が分からず驚きを隠せない。


 私の手首に力が入り痛みで顔を歪ませ、それでも男性は私に向かって何かを言ってくる。


 唇と唇が触れそうな距離!


 “逃げなきゃ”



 「…っう!」

 男性の足を思いっきり踏みつけ、手首が離れた瞬間必死に逃げた!


 車まで逃げて後ろを振り返ったけど追いかけて来ていない。



 急いで車に乗り込みホテルを後にした。



 私はあの男にストーカー呼ばわりされたのだ!
 
 






 
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