メガネが命の中学生活
絶好調だったのです。
休み時間、今日は体育がないからルンルンで
過ごしている。
でも、なんか熱っぽいんだよなあ。
ちょっと息苦しいと言うか、
風邪ひいてんのかな。
とんとん。
「あ、お前藤咲だよな、
この資料、生徒会室にもっていってくれ。」
え?
この重そーな資料を?
でも、
「はい、わかりました。」
先生から資料を受け取って生徒会室に行く。
こんこん
「すみませーん、、」
う、喉が、痛い。
熱ってこんなにやばかったっけ。
運が悪いことに、生徒会室には誰も居なそうだ。
けど、置いて帰るなんて、失礼なこと…
しないよ…ね?
私、
自分で自分に問いかける。
クラクラする…
どうしよう。
だれもこ無いんですけど。
ガクッ!
うわあ、
自分で自分が死んでいく感じがする。
「おい、お前誰だ。」
「ふじ…さき…で…す。」
そこで意識が途切れた。